高島敏夫の研究室

白川文字学第二世代です。2017年8月にはてなダイアリーから引っ越してきました。少しずつ書き継いでいきます。

10月21日(土)に連続公開講座『甲骨文(卜辞)を通して殷代社会に分け入る 』第2回を実施

連続公開講座(全3回)『甲骨文(卜辞)を通して殷代社会に分け入る 』の第2回を実施します。今回は「殷人と祖霊への恐れ」というテーマです。会場・日時の変更はありません。チラシなどは最初の案内文に記しましたのでご覧下さい。⇒6月13日

 前回は「甲骨文の基本字形」から入った関係で全てを消化できませんでしたので、やり残した「祝」の件から始めます。前回よりゆったり進めたいと思います。前回出席できなかった人には第1回のレジュメを残してあります、その旨受付で申し出て下さい。

【内容】第2回 殷人と祖霊への恐れ
会 場:立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
日 時:2017年10月21日(土) 13:00~15:00

[以下は前回掲げた文ですが、念のために記しておきます。]
 甲骨文で記された文(卜辞)を具体的に読んでいきます。卜辞を通して殷代社会の特質や人々の考え方(世界観)を実感的に理解できるようになることがねらいです。言い換えれば、甲骨文の字形から文字の成り立ちを考える初歩的な段階から一歩進んで、甲骨文の言語世界に分け入る段階へとレベルアップして頂く試みです。
   甲骨文を描くためのノートはご用意下さい。