高島敏夫の研究室

白川文字学第二世代です。2017年8月にはてなダイアリーから引っ越してきました。少しずつ書き継いでいきます。

中国考古学

2月25日(土)の連続公開講座《金文講座》のお知らせ

今回は(七)として「(七)匽侯と召公一族の銘文」と題しました。 「匽」の地が河南省や山東省ではなく、北京市の西南郊外の琉璃河鎮一帯であることが、考古学の発掘により明らかになりました。また匽侯を命ぜられたのは文献に記されたように召公奭ではあり…

【高島敏夫《金文講座》 ──白川静『金文通釈』に沿って】に6篇アップしました。

高島敏夫《金文講座》 ──白川静『金文通釈』に沿ってに6篇アップしました。034~039です。 テキストには「(七)匽侯と召公一族の銘文」としております。 難解な銘文が多いですが、何とか理解できる形にまとめたつもりです。 匽は後に燕と表記しますが、最…

 【高島敏夫《金文講座》 ──白川静『金文通釈』に沿って】に6篇アップしました。

【高島敏夫《金文講座》 ──白川静『金文通釈』に沿って】に6篇アップしました。 今回は(四)として「成周庶殷関係の銘文と王姜関係の銘文を読む」と題しました。 西周時代初期の殷系氏族の金文ですから、後世の金文と色々違う現象が見られます。「寶」とい…

YouTube版の高島敏夫《金文講座》の#015・#016・#017 アップのお知らせ。 「克殷と天室儀礼の銘文を読む(全3本)」の金文として015《利𣪘》、016《天亡𣪘》、017《何尊》を読む動画3本をアップしました。 【015《金文講座》016 利𣪘を読む】https://youtu…

拙論「殷周革命論」のファイル

「殷周革命論」と題して連載してきたものの「金文篇」が一応一段落しました。正直なところ、殷周革命に関する謎解きがここまで出来るとは思ってもいませんでした。と言いますのも、当初は、陜西省岐山県の「周公廟遺址」から出土した甲骨文(殷末周初のもの…

2020年度連続公開講座(全3回)のお知らせ(変更あり)

今年は西周後期の代表的な青銅器である《毛公鼎》を読みます。 実施日時:11月28(土)14:00~16:00 3月13日(土)14:00~16:00 3月27日(土)14:00~16:00 会場:立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム 講師:高島敏夫 内容: 去年は西周…

中国考古学を読むための訳語集のPDFファイル

「中国考古学を読むための訳語集」のPDFをここに貼り付けておきます。以前書いた内容と同じです。その後多少は項目を追加しているのですが、まだ追加していくことになりますので、それが一段落してから改めてアップします。20130502中国考古学を読むための訳…