高島敏夫の研究室

白川文字学第二世代です。2017年8月にはてなダイアリーから引っ越してきました。少しずつ書き継いでいきます。

YouTubeの高島敏夫《金文講座》に(十一)大盂鼎を読む(前半)として3篇をアップしました。

  YouTubeの高島敏夫《金文講座》に(十一)大盂鼎を読む(前半)として3篇をアップしました。№054~№056です。

  https://www.youtube.com/@user-kw9pi7fx7u/videos

 大盂鼎は西周前期で最も長い銘文をもつことで知られるが、銘文には、文王の受命のことや殷が滅んだ原因が大量の飲酒にあることなどが記されていて、歴史資料としても重要である。他にも色々話題性に富む銘文なのでじっくり取り組んで頂きたい。

 054~055のテキストはここからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1Iql2k1jFhM5bgD9skISkgTgO_pSZaWDs/view?usp=drive_link

 

【054《金文講座》067-1 大盂鼎を読む(前半)1】
 長い銘文を公開講座では二回に分け、YouTube《金文講座》ではそれを更に細分して講義する。先ずは「前半の1」の「文王の受命」から。

【055《金文講座》067-2 大盂鼎を読む(前半)2】[3110]
 「飲酒の戒め」の段。殷が滅んだのは儀礼に大量の酒を用いたことにあるとするところ。

【056《金文講座》067-3 大盂鼎を読む(前半)3】
 「盂への命令」の段。儀礼関係の語が多く出てくる。「徳」概念を理解すること。