曲阜の入口は「萬仞宮牆」と記された半円形の明代の城壁の門だが、ここはまた孔廟の入口でもある。右の石碑には「曲阜」、左のには「孔廟・孔府・孔林」と記されている。
城壁の外側は例によって城壕になっている。壕に沿って植えられた柳が見事だ。
堂々たる城壁に柳の枝がたっぷりと垂れて一層映える。
こうした風景は日本のお寺の境内とも似ていて懐かしい気分になる。見物客も穏やかで落ち着いた雰囲気である。樹木は柏と檜が多い。周公廟の樹木も同様で雰囲気が似ている。
→ 曲阜にて(10)──孔廟内を巡る
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