高島敏夫の研究室

白川文字学第二世代です。2017年8月にはてなダイアリーから引っ越してきました。少しずつ書き継いでいきます。

曲阜にて(その3)──曲阜明故城の南城門

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  曲阜の南城門である。ただし明代の故城の南城門である。この道(鼓楼南街)に沿って門をくぐり真っ直ぐ北上すると件の「鼓楼門」に着く。距離にして1km足らずだから歩くのにもちょうど良い。鼓楼からさらに同じ道を1kmほど北上すると北城門(明故城の)になるが、その手前に顔廟がある。顔廟は孔子の愛弟子である顔回を祭ったところ。明代の曲阜故城は孔廟(孔子廟)・孔府及び顔廟を中核とした小さな町だということがよく分かる。実際に来てみると色んなことに気付くものである。
 孔廟・孔府と合わせて三孔と呼ばれる孔林まで行く場合もこの道に沿って行くのだが、距離は明故城の南北長(2kmほど)の2倍以上あるのでバスを利用した方が良いかも知れない。私は歩いたりバスに乗ったりしていた。

 

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 故城門の東側の写真も1枚入れておく。


   → 曲阜にて(4)──周公廟
      http://mojidouji.hatenablog.com/entry/2019/10/04/212957