白川静先生没後十年の記念行事の一つとして、連続公開講座《白川文字学の原点に還る》を実施します。実施要領は下記の通りです。
(注)進行状況について 2016.11.21に追記。 2016.11.27にも追記。
初日の「前置き」に時間をかけたため、内容が少しずれ込みましたが、11月19日に第3回までの内容を終了しました。 第4回の11月26日は、予定の第四章「師」と、第五章の「南」にも少し入りたいと思っています。そして、できれば第5回には『甲骨文の誕生 原論』に少し入りという考えでおります。
第4回は上記のように実施しました。
第5回の12月3日は、前半が第五章の「南について」、後半は拙著『甲骨文の誕生 原論』に入り、「白川文字学第二世代の目指す方向について」という内容に入ります。今後の方向性についての話です。とりわけ重要なのは「文字観」のことです。序文と第一章を斜め読みせずに、じっくり考えながら読んでおいて下さい。文字学を専門にしている方々にむしろ、斜め読みして重要なことを読み落す傾向があるようです。
[日程]
第1回 11月5日(土) 10:00〜12:00
第2回 11月12日(土) 10:00〜12:00
第3回 11月19日(土) 10:00〜12:00
第4回 11月26日(土) 10:00〜12:00
第5回 12月3日(土) 10:00〜12:00
第6回 12月10日(土) 10:00〜12:00
[場所] 立命館大学 末川記念会館 講義室(1F) 土曜講座と同じ場所。
土曜講座は午後2時からです。お間違いのないように。
聴講無料。事前申込み不要。
ただし、下記のテキストを予めご購入下さい。
※テキストについては、2016.9.11に記しています。
[テキスト]
高島敏夫『白川文字学の原点に還る──「甲骨金文学論叢」を読む』(朋友書店)
[参考図書]
高島敏夫『甲骨文の誕生 原論』(人文書院 2015年)
(注)『白川文字学の原点に還る』は第1回〜第5回用に。
『甲骨文の誕生 原論』は第6回用に。
他に下記の書物も購入できるように準備しているとのことです。
・白川静『甲骨金文学論叢』全3冊(平凡社)「白川静著作集別巻」。
・白川静『甲骨金文学論集』(朋友書店)油印本。
[実施内容]
第1回 11月5日(土) 「文」について
第2回 11月12日(土) 「史」について
第3回 11月19日(土) 「作冊」について
第4回 11月26日(土) 「師」について
第5回 12月3日(土) 「南」について
第6回 12月10日(土) 白川文字学第二世代の目指す方向について
初日の11月5日(土)に会場入口附近にて販売する手筈になっています。生協価格とのことです。また大学生協の書店「ふらっと」でも販売しています。
参考図書も当日販売する手筈です。売り切れの節はご容赦下さい。
生協書店「ふらっと」でも販売しています。
チラシは下記からダウンロードできるようにしてくれています。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/sio/img/pdf/takashima_renzoku_2016.pdf