高島敏夫の研究室

白川文字学第二世代です。2017年8月にはてなダイアリーから引っ越してきました。少しずつ書き継いでいきます。

2018-05-05から1日間の記事一覧

拙著『西周王朝論《話体版》』(朋友書店)について(3)

一見いきなり大論を書いたように見えるとしても、そのような意識は全くもっていませんでした。その過程では分析や考えの練り直しを何度も何度も重ねていったのが実状で、そうした数々の失敗や徒労のごときものは、そのテーマが必要とする作業だったと言うこ…