高島敏夫の研究室

白川文字学第二世代です。2017年8月にはてなダイアリーから引っ越してきました。少しずつ書き継いでいきます。

2022年度 白川研究所の連続公開講座《金文講座》の実施内容

(注意)7月16日(土)だけ洋洋館201号教室になります。

【007 連続公開講座《金文講座》第1回 内容説明】 https://www.youtube.com/watch?v=6zHFPDd2Mz4

 

 2022年度 白川研究所の連続公開講座実施案

標題:連続公開講座《金文講座》──白川静『金文通釈』に沿って(全10回)
実施日時:4月30日(土)14:00~16:00──内容案内篇(無観客で録画)
     5月28日(土)14:00~16:00 第1回
     6月25日(土)14:00~16:00 第2回
     7月16日(土)14:00~16:00 第3回 (会場は洋洋館201号教室)
     9月17日(土)14:00~16:00 第4回
     10月1日(土)14:00~16:00 第5回
     11月19日(土)14:00~16:00 第6回
     12月24日(土)14:00~16:00 第7回
     2月25日(土)14:00~16:00 第8回
     3月11日(土)14:00~16:00 第9回

実施場所:立命館大学衣笠キャンパス)敬学館 KG108教室

      (注意)7月16日(土)第3回だけ、洋洋館201号教室になります。
講師:高島敏夫

内容:
 白川静『金文通釈』に扱われた金文テキストを読み進める形で講義します。『金文通釈』は西周時代の金文を網羅的に集めて緻密な考証を加えたもので、この分野では最もレベルの高いものであることは周知の通りです。ただ、極めて緻密な考証が加えられた専門書ですので、一般の方々にはなかなか読みこなしにくいものになっています。しかし専門家にとっても「金文通釈」を読みこなすことなくして、金文の研究が進展することはありえません。そういう現況に鑑みて、この度、『金文通釈』の成果を踏まえた上で、一般の人にも理解していただけるような形で金文を読み進める公開講座を実施することにしました。
 白川先生にとっても未解決の問題や未解明の問題もありますが、私なりに長い年月をかけて解明できたこともありますので、講座の内容に盛り込んでいます。

補足:
 《金文講座》の内容を想定した講義動画もできるだけ準備することも考えております。出来次第順次YouTubeにアップしていきますので、講座の前後にご覧頂ければ、一層理解が深まるものと思われます。

 

【追記】
 当日は記録のために私が録画しますが、これをYouTubeに流すことはしません。去年はコロナ禍の中でも公開講座を実施し、それを係の人が録画してくれてましたが、それをネット上にアップはしておりません。いつか何らかの形で公表する可能性はありますが、時機を見て決めます。