高島敏夫の研究室

白川文字学第二世代です。2017年8月にはてなダイアリーから引っ越してきました。少しずつ書き継いでいきます。

2022年6月25日(土)に実施した、第2回目の公開講座《金文講座》の録画をアップしました。

2022年6月25日(土)に実施した、第2回目の公開講座《金文講座》の録画をアップしました。
 周公関係の銘文をまとめて読みます。短くて難解なものが多いですが、考古学的な話題を交えて何とか解釈に役立てようと努めました。それぞれ現地に行った、安陽(殷墟)の劉家荘北地の製陶工場遺跡、安陽の直前期の都とされる「小双橋」、陜西省宝鶏市の中国青銅器博物院等々。そして曲阜での孔子廟と周公廟の話も交えています。

062 公開講座《金文講座》講義実況録画 第02回 周公関係の1 009小臣單觶~015作册ホ鼎 2022年6月25日(土)実施分
https://www.youtube.com/watch?v=qc87-jbR7Og

 

2024年度連続公開講座《金文講座》(全5回)のお知らせ


 高島敏夫《金文講座》──白川静『金文通釈』に沿って(3年目)

 3年目に入りました。引き続き、白川静『金文通釈』に扱われた金文テキストを読み進める形で講義します。

 周知の通り、金文研究としては中国も含めて最も高いレベルを示している白川静『金文通釈』。緻密な考証を加えたものですが、まだまだ難解な箇所がかなりありますので、私なりに明快さを追求し解きほぐす試みでもあります。その過程で、白川先生にとって未解明だった問題や未解決の問題が、解明できたこともありますので、講座の内容に盛り込んでいきます。

【開催日程】
第1回 5月25日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS 310教室
第2回   7月27日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS 204教室
第3回 11月16日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS 310教室
第4回 12月14日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS 310教室
第5回 2月22日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS 310教室
(注)存心館は中央広場の西で、時計台の南の校舎。

  YouTubeの《金文講座》も継続します。

 

2022年5月28日(土)に実施した、第1回目の公開講座《金文講座》の録画をアップしました。

 公開講座《金文講座》の講義を録画したものをアップしました。2022年5月28日(土)に実施したものです。対面講義としては最初の講義で第1回になります。こんな感じでやっていますので、是非足をお運び下さい。質問なども講義の後でお受けしています。

061 公開講座《金文講座》講義実況録画 第01回 召公関係の1_001大保卣~008御正良爵 2022年5月28日(土)実施分
 https://www.youtube.com/watch?v=ojXhIx_bis4&t=733s

 

YouTubeの高島敏夫《金文講座》に(十三)小盂鼎を読む として2篇をアップしました。

 YouTubeの高島敏夫《金文講座》に(十三)小盂鼎を読む として2篇をアップしました。№059~№060です。
 《小盂鼎》は字数400字ほどの長文ですが、判読できる文字が3分の2程度ですので、十分読みきれませんが、私なりに整理しました。幾分読む目安ができたと思います。この銘文にしか出てこない語も多く、また儀礼の場が細密に伝えられているなど、他の銘文には見えない内容ですから資料としての価値は高いです。《大盂鼎》とはまた違う意味で重要な銘文ということができます。

【059《金文講座》068-1 小盂鼎を読む(前半)】https://www.youtube.com/watch?v=4eUTtMMsM60
 他の銘文では見ることができないことがいくつも記された銘文だが、欠損した文字が多いため意味を十分把握できないが、資料としてこういう銘文も読んでおく必要がある。前半部分は、盂が、異民族である鬼方を征伐して凱旋したことを報告する場面。鬼方の酋長を訊問して処断する場面。そしてその後火祭りを行なうという展開。

 059~060のテキストはここからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1GP5CUXBg294IB_kIQPTdVpxARf6ENCIG/view?usp=drive_link


【060《金文講座》068-2 小盂鼎を読む(後半)】https://www.youtube.com/watch?v=_Lj-CRaV5D4&t=434s
 「禘祭」の厳かな儀礼の場が感じ取ることができる銘文になっている。文王が周王と呼ばれていた点を話題にしているのは、殷代末期の状況の捉え方に関係があるからである。
 059~060のテキストはここからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1GP5CUXBg294IB_kIQPTdVpxARf6ENCIG/view?usp=drive_link

 

2023年度連続公開講座《金文講座》第4回目のお知らせ

2023年度連続公開講座《金文講座》第4回目のお知らせ
 今回から会場が変わります。

日時:12月9日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS311

 念のためチラシを貼り付けておきます。

 今回の内容は、《大盂鼎》の後半です。

【開催日程】
第1回 5月27日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)敬学館 KG208
第2回   7月15日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)敬学館 KG108
第3回 9月30日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)敬学館 KG108
第4回 12月9日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS311
第5回 2月24日(土)14:00~16:00 【会場】立命館大学(衣笠)存心館 ZS311
(注)存心館は中央広場の西で、時計台の南の校舎。敬学館KG108は去年と同じ会場。

 

YouTubeの高島敏夫《金文講座》に(十二)大盂鼎を読む(後半)として2篇をアップしました。№057~№058です。

【057《金文講座》067-4 大盂鼎を読む(後半)1】https://www.youtube.com/watch?v=yxM-z9KW4j8&t=7s
 《大盂鼎》後半1。「遹省」の段。盂の祖南公を継承して、この地を治めよとのこと。遹省に伴う多数の賜物が列挙される。
 057~058のテキスト〔修正版〕はここからダウンロードできます。

【058《金文講座》067-5 大盂鼎を読む(後半)2】https://www.youtube.com/watch?v=bGVxTqrBq1Y
 《大盂鼎》講義全5回の最終回。この時期から周文化らしさが出てくるが、西周時代の銘文から、天の思想が浸透していくのをどのようにして読み取るかという話を【付論】とする。
 057~058のテキスト〔修正版〕はここからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1hPeDRBnh7VQbrGIB2MDwqEeD0gmAcnYj/view?usp=drive_link

 

YouTubeの高島敏夫《金文講座》に(十二)大盂鼎を読む(後半)として2篇をアップしました。№057~№058です。

【057《金文講座》067-4 大盂鼎を読む(後半)1】https://www.youtube.com/watch?v=yxM-z9KW4j8&t=7s
 《大盂鼎》後半1。「遹省」の段。盂の祖南公を継承して、この地を治めよとのこと。遹省に伴う多数の賜物が列挙される。
 057~058のテキスト〔修正版〕はここからダウンロードできます。

【058《金文講座》067-5 大盂鼎を読む(後半)2】https://www.youtube.com/watch?v=bGVxTqrBq1Y
 《大盂鼎》講義全5回の最終回。この時期から周文化らしさが出てくるが、西周時代の銘文から、天の思想が浸透していくのをどのようにして読み取るかという話を【付論】とする。
 057~058のテキスト〔修正版〕はここからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1hPeDRBnh7VQbrGIB2MDwqEeD0gmAcnYj/view?usp=drive_link